こんばんわ サッシーです。

お散歩の時に、外で用を足すワンちゃんは多いでしょう。おしっこを洗い流すためのペットボトルや、うんち回収用のスコップを手にしている飼い主さんも、よく見かけます。でも、あまりにお天気が悪かったり、飼い主さんの帰りが遅くなったりして、いつものようにお散歩に行けない時のためにも、屋内でも排泄できるようになってもらいたいですよね。

 

外でしか排泄しないワンコの言い分

犬は、自分が住処と決めたところでは、排泄しないという説があります。ここは居住スペース、と認識した場所は、汚したくないという感覚だそうです。

ワンコがお散歩ついでに用を足すのは、そこが『外』だとわかっているからです。そして、そう認識する理由は、

 

  • 足の裏の感覚が違う
  • 匂いが違う
  • 散歩は外だということを理解している

 

また、ワンコにとって排泄というのは、いちばん無防備になる時間です。用を足している時に外敵に襲われたら、という本能のために、安全を確認するまで排泄できません。

 

室内での排泄もできるようになってもらうには

そこで、まずワンコの言い分から、対策を考えてみましょう。

  • ワンコ自身が『屋外』と認識する場所にトイレをしつらえる
  • 用足しに慣れた場所に近い環境を作る
  • 人目につかない工夫をする

例えば、ふだん用を足す場所が砂とか砂利なら、それに近い素材を準備して、ここがトイレだよ、と教えてみます。あらかじめお散歩の時に持って行って、匂いをつけたものを持ち帰るとわかってもらいやすいでしょう。

そして、お散歩中にワンコが排泄しようとしたら、それに合わせて声かけをし、それを「おしっこしてね」の合図だと覚えてもらいます。よく使われるのは、「ワン、ツー、ワン、ツー」とか「シー、シー」です。ケージを用意し、床全面におしっこシートを敷いて、おしっこするまで中にいてもらい、気長に声かけをするトレーニング方法もあります。できたら、思いっきり褒めてあげましょう。

 

トイレは安心できる場所で気長にトレーニング

ワンコの種類によっては、トイレはここ、と決めたらゆずらない頑固者もいるようです。でも、だからといってあきらめてしまったら、ずっとトイレしてくれないことにもなりかねません。

  • せめて敷地内
  • せめてベランダ

で、排泄してくれるように、飼い主さんからも歩み寄ってみましょう。ワンコが少し妥協する気になり、お散歩に行かなくてもどうにかできるようになれば、それだけでも大きな進歩です。

ある飼い主さんは、ご自身が病気で、ワンコをお散歩に連れて行くのがつらくなり、トイレトレーニングを始めました。ワンコはというと、15歳になろうとするオスの柴犬(と、聞いただけで、あーそれは究極の頑固者ですね、と言いそうになります)。ワンコも足が弱くなり、遠くまで散歩に行けないにもかかわらず、絶対に家では用を足してくれません。それでどうしたかといいますと、

飼い主さん「おうちでしてね。ほら、ここでしてね。シー、シー」

ワンコ「…。」うろうろ、うろうろ、どすんっ(ベッタリ伏せて動かず)

これをくり返し、最後は、

ワンコ「しょうがないな、庭でしてやるよ。」

飼い主さん「いいコ、いいコ、さあいってらっしゃい。」

そして、ワンコの首輪にお散歩用のリードをつけ、リードの持ち手に長いロープを結んで、ワンコを外に出しました。すると、その柴くんは、お庭に出て用を足し、済むと出て行った場所から戻ってくるようになりました。一度覚えてしまうと、その先はすごいもので、家に上がる前には足の裏を拭き、トイレに行きたくなるとロープを飼い主さんのところに持っていき、晩年、ついに歩けなくなってからは、目線と鼻の鳴らし方で、飼い主さんに「トイレ」と伝えるようになりました。飼い主さんはそれに気づくと「ああ、おしっこ?」と言って、お尻の下にシートを敷き、部屋から姿を消します。しばらくすると、用済みのおしっこシートが除けてある、という具合です。すごいなあ賢いなあ、と、心から感動しました。

 

そんなこともありますから、飼い主さんもワンコも、とにかく焦らず、子犬のころのトイレトレーニングよりもさらに気長に(あるトレーナーさんによりますと、3年くらいはかかると思っていた方がよいとか)、一生の間にできるようになればいいくらいのつもりで、やってみてください。

 

まとめ

外で排泄し慣れたワンちゃんにとって、トイレの場所を変えるというのは一大事です。でも、お散歩に行かないと排泄できない=我慢する、になると、病気になってしまいます。時間はかかっても、お互いに気持ちが寄り添いあって、トイレもストレスなくできるように、きっとなれると信じてくださいね。それから、最後に絶対怒っちゃだめですよ。