こんばんわ、サッシーです。
「猫の舐め壊し」、実はこの言葉、私はこれまで聞いたことがなかったです。
そして、それが猫の過剰グルーミングに関わっていて、猫のハゲを生むと知って、驚きました!なぜって、すでに完治はしていますが、うちのアニがまさにその舐め壊しで、円形脱毛症みたいにまるくハゲが二つもできてたんです。なにかストレスを与えているのか心配になったほどです。
今日は、舐め壊しについて調べてみました。
下の写真がうちのアニ君の舐め壊しの写真です。
猫の舐め壊し、って?
まずは、舐め壊しの定義について。舐め壊しは、正式には「過剰グルーミング」または「舐性皮膚炎」と呼ばれるそうです。
愛猫家の皆さんは、すでにご存じと思いますが、猫の下はものすごくザラザラしていて、舐められるとうれしいけど、痛い。
きれい好きな猫は、この舌で、グルーミングをするわけですが、あまりにも頻繁に舐めるとそのザラザラの舌で毛が必要以上にむしり取られて、毛が薄くなり、ひどくなると皮膚が見えそうな状態にまでなります。
放っておくと、皮膚を直接舐めることになって、傷や出血の原因になってしまいます。
舐め壊しの原因は?
舐め壊しの原因は、物質的な刺激、またはストレスと考えられています。
猫は敏感な動物なので、ノミやダニに刺されたり、ホコリや水などが毛に触れると、それを感じ取って、舐めてきれいにしようとします。
また、アレルギー反応を起こしている場合、怪我をしたところや手術の傷跡を舐めてしまう場合もあります。
舐め壊しへの対処法
舐め壊しは、放っておいて自然に治るものではないようです。
愛猫ちゃんのお腹や背中の毛が極端に薄くなっていたり、ハゲがあったりする場合は、まず動物病院に連れてゆき、診察してもらいましょう。
ノミやダニが原因の場合
愛猫ちゃんが外猫だったり、室内と外を出入りする場合、ノミやダニが舐め壊しを引き起こす可能性があります。獣医さんと相談して、必要な治療をしましょう。
その際は、できれば、化学薬品ではなく、植物由来などのホリスティックな治療法を選んであげてくださいね。
アレルギー性の場合
上記のノミやダニはもちろん、カビ、細菌、寄生虫、自己免疫疾患などが、アレルギー性の皮膚病を引き起こす原因となり、結果として、愛猫ちゃんが舐め壊しを始めてしまいます。
獣医さんの診断に従って、皮膚病の原因を取り除くべく、治療を進めましょう。
投薬以外に、飼い主がやるべき大切なことは、愛猫ちゃんが使っているクッションや猫タワーを清潔に保つことです。愛猫ちゃんのためにも、清潔第一!
ストレスが原因の場合
猫はストレスに弱い生き物です。獣医さんで、ストレスが原因と診断されたなら、愛猫ちゃんのストレスの原因となっているものを、取り除いてあげましょう。
住環境の場合、他の猫とのトラブル、室内の匂い、香水、アロマ、部屋の模様替え、室内外の大きな物音や騒音、など、何か思い当たるものはないかチェックしましょう。
住環境に思い当たるところがなければ、愛猫ちゃんとのスキンシップが不足しているのかもしれません。猫は、スキンシップが少なかったり、相手にしてもらえないとストレスをためこんでしまいます。
テレビを消して、愛猫ちゃんの好きなオモチャで遊んだり、愛猫ちゃんをゆっくり撫でてあげる時間を作りましょう。
発毛を促進するためのグッズ
原因がわかって治療を始めても、毛が薄くなったり、炎症を起こした状態はすぐには回復しません。そんな時に、治療と同時進行で利用したいのが、発毛を促すグッズです。
エリザベスカラー
舐め壊しでハゲた部分がひどい場合、エリザベスカラーを装着すれば、首を曲げて舐めることができなくなるので、治療が確実になります。
ただし、猫ちゃんの行動が大きく制限されるうえ、ストレスがたまりやすいのが欠点。エリザベスカラーの使用は、短い間に限ったほうがよいでしょう。
猫用の洋服
舐め壊し中の猫ちゃんにお勧めなのが、猫服です。エリザベスカラーより負担が少なく、猫ちゃんが気に入ってくれればストレスも少ないはず。
舐め壊しの治療と予防には、オーガニックコットンで作った、タンクトップなどのシンプルなスタイルが効果的です。
手作り猫ちゃん服の動画はこちら。
まとめ
猫ちゃんの舐め壊しについて、簡単にまとめましょう。
- 舐め壊しは、「過剰グルーミング」または「舐性皮膚炎」
- 原因:ノミ、ダニ、アレルギーなど物質的な刺激、またはストレス
- 治療方法:薬物治療で原因となる症状を改善、またはストレスを減らす
- 発毛の促進には、エリザベスカラーや猫服を利用
我が家のワンコアニの場合は、ノミやダニはいないようなので、ストレスが原因では・・・と思っています。甘えん坊なので、私が大好きなので、もっとスキンシップの時間をとって、散歩もできるだけ多く行くようにしてみたところ、いつのまにか完治していました。
それからは、なるべくストレスを与えないように、いつもいじょうにスキンシップをとっていますよ。