犬には、お尻に「肛門腺」と呼ばれる袋があるのをご存知ですか?

私は愛犬と暮らすまで、肛門腺の存在を知りませんでした。

今回は、肛門腺についての基礎知識、肛門腺の絞り方、自分で絞れない場合の対処法を調査しました!

 

肛門腺とは

肛門腺とは、犬の肛門の左右にある袋のことを言います。

肛門腺の中に、悪臭のする液体(肛門腺液)が入っています。

ウンチをする際、肛門腺液が一緒に出る子もいますが、元々出にくい子も多いです。

そのため、定期的に肛門腺を絞ってあげる必要があります。

肛門腺液の形状は、サラサラの液体であったり、ドロッとしたペースト状であったりします。

色についても、白や黄色など様々です。

かかりつけの動物病院の獣医さんに、そのままにしておくと肛門腺液が溜まり続け、最悪の場合、肛門腺が破裂する恐れもあると教わりました。

そのため我が家では、三日に一度は肛門腺絞りを行い、肛門腺の状態を確認しています。

 

肛門腺の絞り方

  • 尻尾を上に持ち上げ、肛門が見えるようにします。
  • 肛門から見て、時計でいう4時と8時の位置に肛門線があるので、画像のように矢印の方向に下から上に摘まみ押し上げるように絞りだします。
  • お尻をウェットティッシュなどで拭きます。

肛門腺液は非常に臭いので、飛び散らないようにティッシュで押さえながら絞るのがベストです‼

慣れてしまえばそんなに難しくはないので、ワンコの健康管理の為にも、ぜひチャレンジしてマスターしてください!

 

絞るのが難しい!そんな方には・・・

スムーズに絞れる子もいれば、絞りにくい子がいるのも事実。

なかなかコツを掴むことができない方は、トリミングサロンや動物病院にお任せすることをおすすめします!

我が家のかかりつけ動物病院では、500円で肛門腺絞りをしてくれます。

肛門線絞りの価格の目安にしてみてください!

 

肛門腺絞りについてのまとめ

  • 肛門腺とは、犬の肛門の左右にある袋のことを言い、肛門腺の中には、悪臭のする液体(肛門腺液)が入っています。

ウンチと一緒に肛門腺液を出せない子は、定期的に絞る必要があります。

肛門腺液の形状は、サラサラの液体、ドロッとしたペースト状などがあり、色も白や黄色な  ど、わんちゃんによって様々です。

※溜まり続けると、肛門腺が破裂することもあるので注意しましょう‼

  • 肛門腺の絞り方は、まず、尻尾を上に持ち上げます。次に、肛門から見て時計でいう4時と8時の位置にある肛門線を指で挟み、上に押し出すようにつまみ上げて絞ります。最後に、お尻をウェットティッシュなどで拭きます。(画像参考にしてください)
  • 絞りにくい子は、トリミングサロンや動物病院で絞ってもらいましょう。

常に愛犬の身体の状態を把握し、ケアしてあげることは、飼い主さんの大切な役割です。

お尻を床にズリズリとこすり付けていたら、肛門腺液が溜まっている可能性が高いです。

肛門腺の状態を確認し、必要に応じて絞ってあげましょう‼