猫が好きな匂いと嫌いな匂いって？

はいサッシーです。猫の嗅覚ってどの程度だとおもいますか？実は猫は、犬ほど嗅覚は発達していませんが、私たち人間よりははるかに鼻が利きます。では、猫が好きな匂いってどんなものでしょう？そして嫌がる匂いは？

猫が好きな匂い、ですぐ思いつくのは、何といってもマタタビですよね～。そこで、いきなりですが、マタタビに大興奮する猫ちゃんの動画です。

実は、私も日本でマタタビの小枝を買って、以前飼っていたチータに与えてみたことがあるんですが、チータはあまり反応してくれず・・・　がっかりした覚えがあります。
動画でも言っていますが、猫によるんですね、きっと。
オレゴンにいる友人宅の猫ちゃん達は、クンクン匂いを嗅いで、必ず興奮するのが、キャットニップという植物（ハーブ）だそうです。日本では、猫にマタタビなら、アメリカでは猫にキャットニップなんでしょうね。
オレゴンの友人宅では赤ちゃん用の小さな靴下にオーガニックのドライキャットニップをぎっしり詰めて、口を縫い合わせたオモチャを作り、前足で握りしめて、夢中になってカジカジ、舐め舐めするのを見て、満足してるそうです。
なんか可愛いですね。

新品の削りカツオ節の袋を開けると、中からプーンと漂ってくるあの得も言われぬ香り・・・あの香りに鼻がヒクヒクするのは、何も日本の猫に限ったことではないですね！
と知ったのは、初めて飼った猫にカツオ節を与えた時でした。

オレゴンの友人も言っていましたが、アメリカで生まれ育った猫達なのに、日本の猫と全く同じように、狂喜乱舞するそうです。また友人の最愛の猫ちゃんが亡くなる前に、ご飯を食べなくなったんですが、ふと思いついて、新品のカツオ節の袋を開けて、匂いを嗅がせたら、ハッとしたように起きて、いきなりガツガツ食べたそうです。・・・大好物だったらしです。（泣）今いる3匹の猫ちゃん達もご飯のトッピングにしているそうですよ。
その他、食べ物系は、焼き魚、お肉、ツナ缶などの匂いも好きで、飼い主の食事の準備ができると、すぐ参上するみたいです。お魚の出汁が入った、即席うどんの汁にも反応するのには、驚きました！どうやら、猫の魚好きには、国境はないようです。

そして、これは食べられないけれど、猫にとってたまらない、うれしい匂いは、やっぱり飼い主の匂いでしょう。
脱ぎ捨てたTシャツやセーター、パジャマなどの上に香箱を組んで座る猫を見ると、うれしくなりませんか？長期に留守をする時は、一週間毎晩同じパジャマで寝て、そのパジャマをベッドの上に広げて置いてゆきます。私の匂いがすれば、少しは寂しくないかなぁー、と思って。そんな事もした覚えがあります。
それから、飼い主の靴下の匂いを嗅ぐ猫もいるとか・・・　好みはいろいろです。

一方、猫が嫌いな匂いの筆頭は、どうやらレモンやオレンジなど、柑橘系の匂いのようです。
そういえば、猫に引っ掻いてほしくない家具やカーペットにかけるスプレーは、レモンの香りでした。猫は酸っぱい匂いが苦手なようです。
他にも、唐辛子などのスパイス、ローズマリーなど香りの強いハーブなどを嫌がるようです。ただし、うちの長女猫は、庭のローズマリーの茂みでお昼寝してましたから、これも猫によると思います。

猫は、強い香りのする香水や洗剤、柔軟剤が嫌いだそうです。
私は、自分自身がどんなに高級で上質なものでも香水が苦手で、洗剤や柔軟剤も無香料のものを使っています。よって、うちの猫たちがそういう香りを嫌がるところを見たことはないのですが、野性が残る猫、やっぱり人工的な香りは苦手なのかもしれません。
そうそう、タバコの匂いも嫌いだそうです。納得ですよね。

愛猫ちゃんの好きな匂い、嫌いな匂いが一番よくわかるのは、飼い主（召使ともいいますが）の私たちです。ちょっとした仕草や反応から、愛猫ちゃんのユニークな好みに気づいてあげたいですね。