愛犬のドッグフードの食いつきの悪さに悩んだり、無添加のごはんを食べさせてあげたいと考えたりする飼い主さんは、多いのではないでしょうか。

そんな時、「手作りごはん」という選択肢が、ひとつの案として挙げられます。

今回は、犬の手作りごはん経験者の私が、そのメリットやデメリット、おすすめの調理法や参考書をご紹介します!

 

犬の手作りごはんのメリット・デメリット

私が感じた、犬の手作りごはんのメリット・デメリットについて説明します。

メリット

  • 新鮮で、飼い主さんが厳選した安心できる食材を与えられる。
  • 食いつきの悪さを改善できる。
  • 水分を多く摂取できる。
  • ドッグフードよりも質量を増やせるため、満腹感が得られやすい。

デメリット

  • 調理や食材にこだわると、手間やお金がかかる。
  • ドッグフードに比べ、栄養の過不足が出てくる。
  • 歯が汚れ、歯垢がつきやすくなる。
  • ドライフードを嫌うようになる。

 

メリットの要は、安心・安全な食べ物を与えられることでしょう。

我が家は、食べることが大好きな愛犬の満腹感を得るために、手作りごはんを開始しましたが、結果は大成功でした。

反対に、若干太ってしまったため、適量が分かるまでに時間がかかったことは、デメリットとして挙げなければなりません。

 

犬の手作りごはん、おすすめの調理法

 

私がよく行っていた、おすすめの犬の手作りごはんの調理法は、ズバリ「煮る」ことです‼

煮るという調理法の利点は、

  • 油を使わないためヘルシーに調理できること
  • 水分を多く摂取できること

などが挙げられます。

 

我が家は、大きめのサイコロ状に刻んだ野菜とお肉を煮込んだ、ポトフ風のメニューをよく作りました。

お肉はカロリーの低い鶏むね肉がおすすめです!

愛犬はこのメニューが大好きで、食材の栄養や旨みが溶け出したスープを、一滴残らず飲み干していました。

犬の手作りごはんには基本的に味付けは不要ですので、注意しましょう。

 

おすすめ!犬の手作りごはんの参考書

私は、いざ愛犬の手作りごはんを作ろうと思った時に、ネットの情報の多さにかえって混乱してしまい、犬ごはんのプロが書かれた本を購入することにしました。

 

私が購入した本は、

元気で丈夫な子にするための「手作り犬ごはん」の食材帖/【監修】岡本羽加、高橋一哉、安川明男

です。

こちらの本のおすすめポイントは、具体的な犬ごはんの作り方が載っているところはもちろん、わんちゃんが食べられる食材やその栄養素が載っているところです。

それまで自己流で愛犬の手作りごはんを作っていた時は、わんちゃんが食べられる食材を毎回ネットで検索していたので、とてもありがたかったです。

 

犬の手作りごはんについてのまとめ

  • 犬の手作りごはんには、安心安全な食べ物を与えられる、などのメリットがあるが、肥満気味になる子もいるため、愛犬に手作りごはんが適しているかよく考えることが必要。
  • おすすめの調理法はカロリーを抑えて水分を多く摂取できる「煮る」調理法。
  • 元気で丈夫な子にするための「手作り犬ごはん」の食材帖/【監修】岡本羽加、高橋一哉、安川明男 は、犬の手作りごはん作りに必要な知識の他、わんちゃんが食べられる食材や栄養素が載っているため、おすすめの一冊!

手間暇かけて作ったごはんを愛犬が美味しそうに食べる姿は、本当に微笑ましいものです。その一方で、肥満や歯周病のリスク、ドッグフードを食べなくなるなどのデメリットがあることは考慮する必要があります。

愛犬にとって、ごはんの時間が幸せなものであるよう、しっかり考えてあげたいですね!