猫好きのあなた!目に入れても痛くないほど可愛がっている愛猫のために、「手作りフードを作ってあげたい!」そして「愛情たっぷりの手作りフードを喜んで食べる姿が見たい!」でも「どうやって作ったらいいの?」と思ったことはありませんか?
これまで捨て猫数匹とアメショーを飼った事のある私も、当時迷いながら作っていた、手作りフード!
この記事を読めば、あなたも今日から手作りの猫ご飯を作れます!
市販のキャットフードと手作り猫ご飯
エコノミーからプレミアム、ドライにウェット。ひとことでキャットフードといっても、数多くのメーカーがいろいろな種類と価格のものを販売していて、飼い主たる私たちは選ぶのにひと苦労。
最低限でも、使われている主原料が動物性タンパク質か、合成酸化防止剤や人工の添加物が使われていないかなど、パッケージの原材料表をきちんとチェックしなくては、安心できません。
おまけに猫によって、好き嫌いがあるし、体質的に受けつけないフードも。
その点、おうちで作る手作りキャットフードなら、好ましくない材料は使わずに済むし、猫ちゃんの好みに合わせた材料で作れるので、喜んで食べてくれること間違いなし!
ただし、いいことずくめのような手作りフードですが、注意することもいくつかあります。
手作りキャットフードに入れてはいけない野菜と果物!
人間の健康によい食材でも、猫にはNGなものが実はたくさんあるんです。
猫に与えてはいけない野菜
- たまねぎ、白ネギ、ニラなどの、ネギ類:含まれる成分が猫に「貧血」を起こさせます
- にんにく、ラッキョウ:ネギ類と同じ
- ほうれん草:含まれる「シュウ酸」が尿路結石の原因に
- とうもろこし:猫には消化できない食べ物
- アボカド:大量に食べると「けいれん」や「呼吸困難」を起こす恐れ
- 猫に与えてはいけない果物
生のブドウ類や干しぶどうは、猫が腎臓疾患や嘔吐、下痢を起こす原因になります。
また、りんご、じゃがいもは、猫によってアレルギー症状がでることがあるので、用心のため、いれないほうがよい食材です。
猫まっしぐらのお薦めレシピ
さて、いよいよ、手作り猫ごはんの作り方です。ここでは、「猫と暮らす幸せな日々 猫ねこ部」の手作り猫ごはんの基本レシピ(非加熱食)をご紹介します。https://nekonekobu.jp/handmade_base/
猫の手作りご飯の基本 「肉・魚」:「穀物」:「野菜」=7:2:1
注意:非加熱食には、必ず人間が食べられる鮮度の肉や魚を使ってください。
- 野菜をよく洗い、みじん切りにして植物油で炒める
- 肉(魚)は猫が食べやすい大きさ(1センチ程度)に切る
- 炊いたご飯大匙杯と炒めた野菜、肉をボウルに入れて、煮干し粉を振りかけて、かき混ぜて、器に盛ればできあがり
加熱食の場合は、1センチくらいに切った肉(魚)を植物油で炒めます。煮る、蒸すでもかまいません。また、猫は炭水化物を消化する能力が低いので、お米やお芋は与えなくても大丈夫。
他にも、獣医さんがすすめる手作りご飯のレシピは、こちら。
まとめ
- 市販のキャットフードを購入する時は、原材料表をしっかりチェック
- 手作り猫ごはんなら、好ましくない原料は使わないので、安心、安全
- 猫には与えてはいけない食材に注意しましょう
- 手作り猫ごはんには必ず鮮度のよい食材を使いましょう
- 手作りご飯への移行は、猫ちゃんのペースに合わせて、焦らずに
マイペースで好みにうるさい猫ちゃんですから、最初は、なかなか食べてくれないかもしれません。まずはこれまでのフードを続けながら、少しずつ手作りご飯もあげてみてくださいね。