こんばんわ、サッシーです。
たまに街や駅などで見かけませんか?
目の不自由な方のパートナーとしてはたらく盲導犬。
盲導犬は2ヶ月〜1歳の間、「パピーウォーカー」という、一般の家庭のボランティアのもとで暮らします。
私は、テレビの番組で、パピーウォーカーの存在を知りました。
今回は、パピーウォーカーや、パピーウォーカーになる方法をまとめました!
パピーウォーカーとは
パピーウォーカーとは、盲導犬の候補犬を2ヶ月〜1歳の間育てるボランティアさんのことを言います。
盲導犬の子犬は、パピーウォーカーと共に外へ出て、雨や風などの自然の様子を知ったり、車や電車の音に慣れたり、人混みの中を歩いたりすることで、人間社会での暮らしに慣れていき、社会性を身につけていきます。
また、温かいパピーウォーカーの家族と暮らすことで、人間への揺るぎない信頼感を築いていくのです。
パピーウォーカーは、盲導犬が目の不自由な方と暮らす基盤を作るために、重要な存在なのだということが分かりますね!
パピーウォーカーになるには
パピーウォーカーになるための基本条件をまとめました!
- 訓練センターの近くに住んでいて、車を所有している。
- 月に一度の、訓練センターでのレクチャーに参加できる。
- 室内での飼育が可能である。
- 留守をする時間が少ない。
- 家族全員でしつけに参加できる。
- 現在、犬を飼育していない。
- 集合住宅に住んでいる方は、管理者の許可を得られている。
- フード費などの負担ができる。
特に、「家族全員で一貫したしつけをする」ことが重要だと、私は感じます。
小さなお子さんのいる家庭では、お子さんの協力も必要不可欠だということを説明し、家族みんなでしつけに取り組めるようにしましょう。
パピーウォーカーへの登録から委託まで
- 登録申込書に記入後、日本盲導犬協会に返送してください。
- 訓練センターで行われる説明会に参加し、パピーウォーキングについての細かな説明を受けます。簡単な面談も行われます。
- 説明後、パピーウォーカーを希望する方は、パピー委託待機者としての登録を受けます。
- 委託日1ヶ月前頃までに、子犬委託の連絡が来ます。
- 委託の前準備として、子犬との関わり方のレクチャーやケージなどの貸し出しを訓練センターで行います。
- 約1年間のパピーウォーキングや、実際に委託される子犬との関わり方、トイレの方法などのレクチャーを受ける、委託式を行います。
愛犬と暮らす身として、こんなにも多くの手順を踏み、盲導犬を育ててくださるパピーウォーカーさんに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
パピーウォーカーになる方法についてのまとめ
- パピーウォーカーとは、盲導犬の候補犬を2ヶ月〜1歳の間育てるボランティアさんのことで、候補犬が社会性や人間への信頼感を身につけるための、重要な役割を担っています。
- パピーウォーカーになる基本条件は、訓練センターの近くに住んでいて車を所有している、月に一度の訓練センターでのレクチャーに参加できる、室内での飼育が可能、留守をする時間が少ない、家族全員でしつけに参加できる、現在犬を飼育していない、集合住宅に住んでいる方は管理者の許可を得られている、諸経費の負担ができること、です。
- パピーウォーカーへの登録から子犬の委託までの流れ…登録申込書に記入後、協会に返送→説明会と面談に参加→パピーウォーカーを希望する方は、パピー委託待機者として登録を受ける→子犬委託の連絡を受けた後、委託前準備を行う→委託式を受ける
パピーウォーカーを希望される方は、お近くの訓練センターに、
お電話にてお問い合わせください!