あなたは、「犬、猫の譲渡会」の存在を知っていますか?
条件を満たすと、保護施設にいる犬や猫を、譲り受けることができるのです。
愛犬と暮らす身として、保護施設で不安に過ごす犬猫が新しい飼い主さんの元にたどり着けるよう、多くの人に譲渡会の存在を知ってほしいと感じました。
今回は、犬猫の譲渡会、譲渡会に参加する方法についてまとめました‼︎
犬、猫の譲渡会とは
都合により飼育することができなくなった犬、猫を、各自治体や保護団体が預かっています。
そのような犬猫を、一般的に、保護犬、保護猫と呼んでいます。
一定の条件を満たすと、保護犬や保護猫を引き取ることができるのです。
無償で犬猫を譲り受けることができると、安易に譲渡会に参加することがないようにしてください。その理由を次の項目で紹介していきます。
犬、猫の譲渡会に参加するには
譲渡会に参加できる条件は、各自治体や保護団体によって様々です。
例えば、
- 年齢制限(例:60歳以下の方)
- 現在飼育している犬や猫がいない方
- 飼育できる経済力がある方
- 犬、猫に対するアレルギーのない方
- 不妊手術(去勢・避妊手術)を行える方
- 家を留守にする時間が短い方
- 小さな子どもがいない家庭
- 事前の説明会に参加できる方
などです。
昨今、「ペットを迎え入れる選択肢のひとつとして、保護犬や保護猫を」という呼びかけを多く耳にするようになってきました。
しかし、上記のように、多様な条件を設け、多くの手続きを踏まなければならないよう定めている団体が多いのも事実です。
多くの条件が設けられている理由は、たったひとつ。
「保護犬、保護猫たちに、二度と同じ思いをさせたくない」からです。
保護犬、保護猫は、一度捨てられた命。
その傷を背負って生きている彼らに、これからは幸せな人生を過ごしてほしい。
保護団体はその一心で活動を続けているのです。
私の愛犬は、ペットショップ出身の子です。
愛犬を迎えることを決めた時、これから始まる愛犬との生活に喜びを感じたのと同時に、命を迎える責任の重さに、身が引き締まる思いでした。
譲渡会やペットショップ等、どこから犬猫を迎えるにしても、飼い主さんが持つ思いは同じであってほしいと願います。
目一杯の愛情を注ぎ、最期の時までお世話をするという責任感を持ち、家族の一員として大切にしていく覚悟が必要だと、私は思うのです。
保護犬、保護猫が、人と暮らすこと、生きることへの喜びを感じられるよう願っています。
犬、猫の譲渡会に参加する方法についてのまとめ
- 都合により飼育することができなくなった犬、猫を、各自治体や保護団体が預かっています。一定の条件を満たすと、保護犬や保護猫を引き取ることができるのです。
- 犬猫の譲渡には、年齢制限や安定した収入などの条件を定めている団体がほとんどです。
その理由は、一度捨てられ傷ついた犬猫に、二度と辛いを思いをさせないためです。
保護犬、保護猫を譲り受ける方は、諸条件を満たしているとともに、目一杯の愛情を注ぎ、最期の時までお世話をするという責任感を持ち、家族の一員として大切にしていく覚悟とを持ちましょう。
譲渡会への参加を検討されている方は、お近くの自治体、保護団体にお問い合わせく