こんばんわ、サッシーです。

皆さん、ペットの『トリミング』は、どうしていますか?　ペットサロンに連れて行って、プロのトリマーさんにお願いするでしょうか。もちろん、それが確実で安心だと思いますが、バリカンを買って、自宅で飼い主さんがトリミングすることも可能です。そうすれば、ちょっと安上がりになったりして。ペット用のバリカンは、いろいろ販売されています。

我が家の愛犬4頭は、私がトリミングしています！

さすがにプロのトリマーさんのように、きめ細かいトリミングはできませんが・・・

今回はどんな風にカットしようかなーなんて、楽しんでトリミングしています。

 

全身用と部分用　カットする場所で選ぶ

トリミング用のバリカン、と聞いて真っ先に頭に浮かんだのは、ライオン刈りのワンコやニャンコ…夏場に、時々見かけるスタイルです。でも、そこまで徹底的に裸にしなくても、全身の毛をすっきり短くするためのバリカンがあります。それが、全身用。

衛生上の理由から、顔や目のまわり、お尻まわりをバリカンでお手入れして、雑菌が繁殖しないようにする方法があります。それに適しているのが、部分用のバリカンです。

全身用のバリカンは、刃幅45㎜程度、刃の長さは3mm～5㎜が目安といわれています。あくまで『刃の長さ』であって、毛が〇㎜残るという意味ではありませんので、ご注意を。

ペットの種類や個性で、毛にもいろいろな生え方がありますよね。うちのコにはどれがいいのか、見極めるのがポイントです。シーズーやプードルなど、毛が柔らかくて立ち上がっているコには、体格によって3㎜から5㎜くらい。柴犬のように、硬い毛で肌に沿うように生えているコには、2㎜くらいがよいといわれています。

我が家の愛犬はトイプードルですが、頭の毛や顔、目の周り、耳まわり、足まわりの毛は、ハサミを使い、体の毛はバリカンを使用しています。

部分用のバリカンは、刃の長さが1㎜程度がよいといわれています。刃幅は、部分用のバリカンはかなり、コンパクトになっています。用途としては、デリケートなところに使うことが多いので、肌を傷つけないように安全設計、というわけです。

部分用　こんなにコンパクトで手のひらサイズのバリカンもネットで売られています。

 

静かで軽いものを選ぶ

また、バリカンを選ぶ時に、ペットも飼い主さんも負担が軽く済むように、考えておくポイントがあります。それが、『音』と『重量』です。

ブィィィーンという、バリカンの音を聞いただけで逃げ出すコがいます。聞き慣れない音にびっくりしたか、似たような音で、嫌な思い出があるのかもしれません。ペットサロンでお世話になる場合、何台ものバリカンやドライヤー、その他の機械の音が響いているので、バリカンの音だけに反応することは少ないようです。でも、静かな自宅でのトリミングでは、音に敏感なコは、それだけで恐怖心を抱いてしまいます。『静音タイプ』と表示があるものを選んでみましょう。できれば、振動も少ないものを。

重量は、飼い主さんが扱う時に、負担にならないように選びましょう。各社の製品を比べてみると、もっとも軽いものが150g、重いもので880gというのがありました。ポイントとされているのが『20分』。これは、ペットがじっとしていられる限界といわれています。機能や、モーターの大きさによって、重量は様々です。外国製の、大型犬用などは、かなりずっしりくるようです。その点、日本製は、高性能でコンパクトな良品が多いと評判です。いろいろ比べてみて、これなら20分持っていても大丈夫、と判断できるものを選びましょう。

私が現在使用しているトリミングセットです。

 

自宅でトリミングするために　場合によってはコードレスも

バリカンを選ぶ時は、どこの毛を、どれくらいの頻度で刈るのかを、まず考えてみましょう。暑い時期は短く、冬場は長めに残すのも、一つの目安です。洋服を着せたい場合は、その分は毛が少ない方がいいでしょう。そうなると、替え刃が何種類かついているものがおすすめです。

刈った毛が飛び散ると困るから外でトリミングしたい、というご家庭や、何人かで協力し合ってトリミングしてみよう、という場合は、コードレスタイプのバリカンが便利です。ただ、こちらは、わりと短時間（5分～10分）で充電切れになるものが多いので、その点だけ、注意して選んでみてください。

そして、お値段。安いものは1980円から、プロ仕様で、どんなワンコ、ニャンコにも対応できる機能を備えているものが2～3万円くらいです。え

えっ?　そんなの買ってうまくできなかったら?　そこは気にしなくていいでしょう。誰でも最初は初心者です。そして、ちょっとくらい失敗しても、ワンニャンは見た目を気にしないし、毛はまた伸びてきますから。

私もそうでした、とんでもないカットをしてしまい愛犬たちに申し訳ないくらい・・・　　　　それでも何もなかったように、外では元気よく遊んで、家でも愛嬌ふれるようひっくり返って寝てたり、文句もいわず癒してくれてました。ますます可愛くてしょうがないです。

安いバリカンでも刈れなくはないですが、あまりおすすめはできません。部分的に使用するのであれば、もちろん必要ですし、あったほうがいいです。

なぜかというと、安いバリカンですと毛を噛んでしまうことが多く、スムースに毛を刈るこが難しいんです。それにカット後の毛並みがデコボコして、キレイなカットができないんです。

私がおすすめするのは、やはりプロ用のバリカンをおすすめします。これにも理由があります。プロ用のバリカンは、刃が違うんです。

プロの研ぎ師が研いでいるので切れ味が違いますし、ほとんど素人でもうまくキレイに刈ることができるんです。体回りはプロと同じ位にキレイきれますよ。

私が今まで使っていたTAPIOのプロ用バリカンもだいぶ古くなったので、最近こちらのプロペット用バリカン「WAHL WP9591 プロシリーズデラックス」を購入してみました。

25㎜　13㎜　10㎜　8㎜　6㎜　のアタッチメントがついていて、お好みの長さのカットができます。使用した実感ですが、やはりプロ用はスムースにカットができますね。

充電ができますしコードレスなのがいいですね。非常に満足しています。

個人的には5㎜がついていないのが残念ですが・・・

 

こちらが、今ままで使用していたTAPIOのバリカンです。↓　↓

こちらは、アタッチメントがなくバリカンの刃を取り外しできるタイプですね。すでに販売終了していますが、こちらもとてもカットしやすいです。

最新のスピーディク電機バリカンは１４種類の替え刃を製造しております。こちらもおすすめですね。

（参考URL　https://www.speedik.co.jp/kodawari/blade.html）

 

失敗することももちろんありますが、それでもトリミングを楽しんでますよ。

トリミングの難しさはハサミを使って頭周りの毛や足回りの毛（前足や後足）を均等に同じくらいの毛の長さや太さ、形にカッコよくそろえて切るのが、なにより難しいんです。

でもそこまできめ細かくなくても、結構うまくカットできるもんですよ。

何度もカットしていれば、慣れていくもんです。

アフロカット、テディベア、モヒカンカット等、どれも可愛いですよね。愛犬を自分でカットできるのは楽しいですし、うまくカットできたときは嬉しいですね。

チャレンジしてみてはいかがですか？

まとめ

初めてトリミングをする時は、うまく刈れるだろうか?　ワンニャンが嫌がって暴れたり、ケガしたりしたらどうしよう?なんて、不安を感じるかもしれません。でも、慣れてしまえば、毎回サロンに行かなくても、それなりにできるようになるものです。ペットの体格や毛の流れ、そしてバリカンの音に対する反応などを見ながら、選んでみてください。