こんばんわ、サッシーです。
先日、老猫であろう野良猫を見かけました。かなり弱弱しくて見てるだけで可哀そうになり、以前我が家で飼っていた老猫を思い出してしまいました。
今回はそんな老猫の介護について調べてみました。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
GYAO!を閲覧できる方:
https://gyao.yahoo.co.jp/player/02000/v00011/v0000000000000000807/
Yahoo! 映像トピックスオリジナル動画を閲覧できる方:
YouTubeは、こちら。
https://www.youtube.com/watch?v=YKRCwSjwGkE
どれも、2017年5月に公開された、同じ映像です。動画を見つけられない方は、検索エンジンで『猫を愛するとはこういうこと 動画』で探してみてください。
ここには、老猫の介護の仕方が、とてもわかりやすく紹介されています。
ご長寿ニャンコに見られる『年老いたサイン』
猫の平均寿命は、12歳~14歳くらいといわれています。ただ、この中には、交通事故などで若くして亡くなってしまうコも含まれていますから、天寿を全うすることを考えると、もっと長くなるのではないでしょうか。
ニャンコが歳をとってくると、
- 一日中寝ている
- ちょっとした段差でつまずいたり、越えられなくなったりする
- 動作がゆっくりになり、反応が鈍くなる
- 口臭がひどくなる
といった様子が見られるようになります。
また、けっこうな頻度で遭遇するのが『腰痛持ち』。骨格のせいなのか(猫背っていいますよね)、負担がかかりやすいのか。背中をなでていて、腰のあたりに触れた瞬間「うぎゃっ!」と怒るニャンコもいました。
猫は、垂直方向の動きを好む動物です。外歩きの経験があるコは、家の中よりもさらに高いところから飛び降りたり、飛び乗ったりしたことがあるかも。ジャンプが得意な分、腰にきやすいのかもしれませんね。
愛猫が年老いてきたな、と感じたら、まずは『楽にくつろげる寝床』を作ってあげましょう。ある日突然動けなくなる、というケースは、あまりありません。時間をかけて、素材選びは本ニャンに任せてもいいと思います。身体に負担をかけないような、安心してゆっくり過ごせる、寝心地のよい場所を用意しましょう。
猫は老いてもきれい好き
ニャンコが体の自由がきかなくなって、いちばんつらいのは、自分の身体をきれいにできないこと、ではないかと思います。
元気な時なら、身体中をなめてきれいにして、おしりもきっちりきれいにするニャンコは、自分が汚れていたら、とても不快に感じるでしょう。身体と居住スペースを清潔に保つこと、これが、老猫の介護では大切なポイントです。
- トイレの場所を増やし、自力で動ける間は移動の負担を少なくする
- 食べ残しや粗相の後はこまめにお掃除
- スキンシップを兼ねて、身体の汚れをチェック
自分ではまったく身動きできない、そんな老猫は、全身を飼い主さんがきれいにしてあげる必要がありますが、そこまででない場合。『かゆいところに手が届く』をキーワードに考えてみてください。例えば、耳の後ろ。時々ブラッシングしてあげるだけで、十分なケアになります。そして、おしり周り。人間の赤ちゃん用のおしりふきで、汚れを拭きとってあげるだけできれいになります。赤ちゃん用おしりふきは、ニャンコのお口まわりをぬぐうのにも使えるので、安上がりで便利です。トイレに流せるタイプなら、うんちがついてもそのままポイ。おすすめです。
最期の時まで、飼い主さんのぬくもりを
猫は、気まぐれとかツンデレとか、クールなイメージの言葉で語られることが多い動物。でも、実はとても、愛情豊かなコたちです。飼い主さんの声、手の温かさ、愛情をきちんと受け取って、最期まで安心して過ごせたら…きっと、とても幸せでしょう。
亡くなった猫は、毛皮を着替えて飼い主さんのところに戻ってくる。という話を、聞いたことはありますか?猫にまつわるいくつかの伝承の1つですが、言われてみれば…と思う飼い主さん、けっこういるみたいです。愛猫を見送った後、模様はぜんぜん違うのに、性格やしぐさがそっくりなニャンコが現れて、またいっしょに暮らすようになったとか。そのコは、亡くなったニャンコが、毛皮を着替えて帰ってきたのかもしれません。
亡くなった我が家のニャンコは、16歳を過ぎたあたりから、しっぽに縦の筋が見えるようになりました。もしやこのまま、しっぽが2本に分かれて永遠に生きてくれるのでは?このコなら猫又でもいい、と本気で思っていました。残念ながらそうはなりませんでしたが、天寿を全うし、今は骨壺に入っています。次はどんな毛皮を着て帰ってくるのか、その出会いはいつになるのか。思い出とともに、楽しみに待っています。
まとめ
老猫の介護は、楽な体勢でいられることと、清潔に保つことがポイントです。ケースバイケースで、床ずれのケアや呼吸の補助が必要になるコもいますが、必要な時に必要なケアをしてあげることを、心に留めておけば大丈夫。ゆったりとした時間を、共に過ごせたらいいですね。