こんちにわ、サッシーです。
愛犬との別れ、考えた事ありますか?
愛するペットとの死別。悲しくて辛いものです。そして、その日は、たいてい人と人との別れよりも、早く訪れます。いくら寿命が長くなったとはいえ、犬の平均寿命は10~13歳くらい。小型犬は16歳ともいわれますが、20歳を超えるご長寿さんは稀です。
辛くてどうしていいかわからない。そんな時に話せる人は?
ずっと共に過ごしてきた愛犬の死は、言葉に表せない悲しみですよね。悲しい、なんて言葉ですら、表せないかもしれません。つらくて寂しくて、どこに気持ちを持っていったらいいかわからない。そんな時、寄り添ってくれる人たちがいます。
日本ペットロス協会 人間・動物関係学院
http://www5d.biglobe.ne.jp/~petloss/
また、心のケアという面から、ペットロス・ハートケアカウンセラーという資格を持つ人がいます。この人たちも、あなたの心の声に耳を傾け、力になってくれるでしょう。
愛犬をなくした悲しみは、体験した人にしかわからないといいます。自身が立ち直った経験から、あるいは、そういう場面に何度も立ち会った経験のある獣医さんが、この資格を取ったという話も聞きます。もし、よろしければ…
ペットロス・ハートケアカウンセラーについて:メンタルケア学術学会
https://www.mental-c.com/nintei_heartcare.html
『犬の十戒』 最期までそばに…
犬の十戒、または犬との10の約束、という詩を、読んだことはありますか?
私は、この「犬の十戒」を読むたびに涙がでてきます。
原題は“The Ten Commandments of Dog Ownership”. ノルウェーのMrit Teigenという人が、これから犬を飼おうとする人に伝える『犬からご主人への11のお願い』が原典といわれています。ここでは、日本語訳の一例をご紹介しましょう。
- 私の一生はだいたい10年から15年です。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しいのです。
- あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいのです。
- 私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。
- 私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです。
- 時々話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は十分私に届いています。
- あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。
- 私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めているのです。
- 私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それとも、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれません。
- 私が年を取っても、私の世話はして下さい。あなたもまた同じように年を取るのですから。
- 最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居たたまれない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。
出典:ウィキペディア 犬の十戒
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%88%92
ここでは、最後の一文が“Remember I love you”となっていますが、Stan Rawlinsonという人が1993年に書いた文は、こうなっています。
Remember, regardless of what you do, I will always love you.
忘れないで、あなたが何をしていても、いつもあなたを愛しています。
愛犬からのメッセージは、このひとことに尽きるのではないでしょうか。
ペットがあなたを待つ『虹の橋』
作者不詳のまま、世界中に広がっている『虹の橋』のお話をご存じでしょうか。
日本語に訳されたものもいくつかあります。ぜひ一度、読んでみてください。
リンク先:
https://pet-rainbow-bridge.info/
涙で文字が追えない時は、こちらはいかがでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=flFgoU28_d4
まとめ
どんなに言葉を尽くしても、愛犬との別れの悲しみを、言い表すことはできないかもしれません。共に過ごした時間を振り返って、あの時もっとああすればよかった、と思うこともあるかもしれません。でも、あなたの愛犬は、飼い主であるあなたを信頼し、愛していました。あなたが、心から愛情を注いだ証です。
そんな日がくるのを考えたくありませんが、一日一日を大事に彼らと一緒に楽しく過ごしていきたいですね。