こんばんわ、サッシーです。
先日、我が家の愛犬達の健康診断で久しぶりに、動物病院に行ってきました。その時の事ですが、かわいい子犬をつれた女性がいたのですが、動物病院の先生となんだか真剣な顔をして話をしていました。ちょっと様子が変だったので、先生とその女性が話しているを聞いていると、どうやら奇形の子犬が生まれたようで、育て方など先生に聞いていたようです。
なんだか、複雑な気持ちなりました。
人間に奇形児が生まれることがあるように、犬も奇形な子犬が生まれることがあります。
奇形な子犬だと、これかれ育てていく上でいろいろ心配になりますよね。
つきっきりでお世話をしなければいけないとか、医療的な面で、金銭がかかってしまうなど…不安がつきません。正直、私の経験上「奇形の子」を育て事はありませんが、
今回は、奇形な子犬がうまれたときにどう対応すればよいのか自分自身でも勉強のために少し調べてみましたので、みなさんにご紹介します。
奇形の子犬ってどんな疾患を持っているの?
奇形の子犬がもっている病気は、大きく2つに分かれます。
1.遺伝性疾患
名前のとおり遺伝による疾患です。
親犬が何か、疾患をもっていた場合、子犬にも受け継がれる可能性が高くなります。
人間も、ガンや糖尿病などが子供に遺伝するのと同じです。
遺伝する確率は高く、子犬も同じ病気になる恐れがあるでしょう。
親犬が疾患を持っていて、子犬を産ませたい場合は、先のことをしっかり考えることが大切です。
2 .先天性疾患
先天性とは、生まれつき持っている疾患です。
予防することは不可能であり、生まれたときからすでに何か病気を持っていることになります。
先天性のものは、発症するのに時間がかかる場合があります。
初めのうちはなにもなくても、1年後、二年後に突然症状が現れることがあります。
奇形の子犬は実際どんな症状がでるのか?
疾患の種類はたくさんありますが、そのなかからいくつか紹介します。
1.ヘルニア→臍ヘルニア 鼠径ヘルニア
2 .パテラ→膝蓋骨(膝のお皿)が、外れる
3 .てんかん→突然、けいれん発作が起きる
4 .心疾患→心臓疾患、心臓が弱い
5.難聴→耳が聞こえない、聞きにくい
6.ペコ→頭蓋骨に穴が空いている
パテラはトイプードル、ペコはチワワに多くみられます。
犬種によって、注意が必要な疾患もあるのです。
奇形の子犬がうまれたら?治療は必要なのか
奇形の子犬が産まれたからと言って、必ず治療が必要なわけではありません。
命に別状ないもの、通常の生活に支障がないものもあります。
先ほど紹介した疾患の中ですと、ヘルニア、パテラ、ペコなどは問題ないケースが多いです。
てんかん、心疾患に関しては、定期的な通院や薬療法などが必要になります。
動物病院にかかる事が多くなるので、医療費などもかかってきてしまいます。
症状をおさえたり、進行を遅らせることはできますが、完ぺきな治療が難しいのが現実です。
毎日の健康チェックを慎重にしなければいけません。
まとめ
・奇形の子犬が持っている疾患は、遺伝性、先天性のものがあります。