人間と同じように、犬の腸内環境の乱れは不健康へとつながってしまいます。
最悪の場合は、病気になってしまい命に関わることもあるのです。
犬の腸内環境改善と言われても、なにをしたらいいのか…パッとしない方も多いかと思います。
人間だったら、ヨーグルトを飲んだり、サプリメントを飲んだりと、自己流で改善される方もいますよね。今回は、犬の腸内環境改善方法、腸内環境の乱れによって引き起こす病気について詳しく紹介していきたいと思います。

 

犬の腸内環境が乱れているサインとは?

犬の腸内環境改善する前に、まずは今腸内環境がどうゆう状態なのか把握する必要がありますよね。
腸内環境改善が必要な場合はどんな症状がでるのか?

・便秘

毎日出るはずの便が2.3日に1回になると、便秘の傾向にあります。
犬は人間と違ってバランスの良い同じ食事を毎日摂取しているので、毎日必ず便がみられるのです。
便の出る頻度がいきなり少なくなったというのは腸内環境の乱れのサインになります。

・下痢

腸内環境が乱れていると、下痢を引き起こすことがあります。
消化機能がしっかり働いていないため、下痢へとつながるのです。いつもと違う食べ物を摂取したり、環境変化などの強いストレスなどで下痢をすることもあります。
便秘や下痢は、腸内環境の改善が必要であるサインになります。
胃腸が弱いワンちゃんも多く、デリケートなので、ちょっとしたことで過敏に反応することを覚えておきましょう。

・便がくさい

もちろん便なのでニオイがあるのは当たり前です。ただ、いつもよりニオイが強かったり、異臭がする場合は、腸の中で何かが起こっている可能性があります。

 

犬の腸内環境改善方法は、なにをすればいいのか?

・食生活の見直し

フードを変えたり、いつもと違うおやつはあげたりしていませんか?
ワンちゃんに、いきなり違うものをあげると腸に負担がかかってしまいます。
なるべくいつもと同じフード、食べものを与えるようにしましょう。
それでも何か変化があった場合は、フードをふやかして柔らかくしてあげたり、1日の食事を数 回に分けてあげると良いでしょう。

・適度な運動

運動をすることで腸が活発になって、便秘の予防などにもなります。
毎日のお散歩が、犬の腸内環境改善につながることになるのです。
運動不足は肥満の原因にもなりますし、腸内環境の乱れにも繋がります。

・動物病院に相談

腸内環境の乱れが続くようであれば、一度動物病院へ行き診てもらうようにしましょう。
どこか異常があって、症状がでていることもあるのでしっかり調べる必要があります。
犬の腸内環境改善に、獣医さんからのアドバイスを聞くのもひとつの方法になるのです。

 

腸内環境の乱れが続くとどうなるの?

犬の腸内環境の乱れは、腸の病気に繋がると思っていませんか?

腸内環境の乱れなので、やはり腸の病気になるのではないかと、心配する方も多いかと思います。
犬の腸内環境改善をしないままだと、いろんな病気にかかりやすくなると言われています。
簡単に説明すると、腸内にある善玉菌自体が減ってしまうので、身体全体の免疫力が、低下することになるのです。
免疫力の低下は、さまざまな病気を引き起こす可能性が高くなるので、注意が必要になります。

悪玉菌を減らし、善玉菌を減らさないようにするのが大切になるのです。

まとめ

●腸内環境が乱れるとこんな症状がでる
・便秘や下痢
●犬の腸内環境改善方法
・いつも食べている食事を見直しましょう
・お散歩に連れて行き、適度な運動を
・動物病院へ行き診察を受ける
●犬の腸内環境が乱れたままだと
・身体の免疫力が落ち、病気になってしまう可能性も

毎日の、規則正しい生活が腸内環境を整えます。
犬にストレスがない環境づくりや、食べ物を改善するのも飼い主さんにしかできないことです。
大切な犬のためにも、充分配慮してあげてくださいね。