「犬をお風呂にいれる」とか「犬を洗う」というフレーズはよく耳にしますが、「猫をお風呂にいれる」「猫にシャンプーする」ってあまり聞かないですね。

猫は犬と違って自分で全身をきれいに舐めてお手入れするし、犬ほど体臭がきつくないので、飼い主としても、猫をシャンプーする必要性をあまり感じないと思います。

私も今、3匹の愛猫たちと暮らしていますが、その子たちにシャンプーした回数は、片手でも余る程度。

では、本当に猫にはシャンプーの必要があるのでしょうか?するならどんな場合に、どの程度すればいいのでしょう?そして大事な愛猫に使っても安心なシャンプーはどれ?

猫たちとも暮らしてきた私の経験もふまえてご紹介します。

 

猫にシャンプーは必要?

ひとことで言って、猫にはそれほど頻繁にシャンプーする必要はない、と私は思います。

家の中だけで飼っているなら、外を出歩く猫ほど汚れることはありません。家の外と中を行ったり来たりする場合、雑草をくっつけて帰ってきたり、脚に泥がついていたりするかもしれませんが、猫は自分で毛繕いをしてきれいにしますし、シャンプーするほどのこともありません。

つまり猫にシャンプーする必要があるのは、体にお醤油がかかったとか、発情期のニオイが強いとか、白猫が汚れたなど、極端に汚れた時だけです。

しかも、どちらかと言うと、猫のためというよりも人間が困らないように、ということだと思います。

我が家で猫にシャンプーをしたのは、便秘と下痢が同時発症して、お尻の周りとその周辺の毛が汚れてしまった時。それから、私が猫トイレの掃除を怠って、ちょっと太り気味の長女猫の腰回りの毛が匂うようになった時です。一緒に眠れませんから・・・

 

シャンプーする頻度は?

猫にシャンプーが必要なのは、ちょっとした「非常事態」ですから、そう頻繁である必要はありません。

それ以外に、「白い猫の毛が薄汚れてきたから、きれいにしたい」などの理由でシャンプーするなら、年に1度か2度で十分でしょう。

私なんて、以前我が家にはアメリカンショートヘアーのチータ(オス)を飼っていますが、シャンプーしたのは合計で5回以下です。(残念ながら、すでに他界しています)

 

どうやったら上手に猫を洗える?

おおかたの猫は水につかったり、濡らされるのを嫌います。よって、まずは驚かせないように「さあ、これからきれいになろうねぇ」と優しく猫に語り掛けます。

シャワーの音にも驚きますから、我が家では、浴槽内に置いた洗面器にぬるめのお湯を張って、猫と一緒に浴槽に入って、話しかけながら少しずつ体を濡らし、それからシャンプーしてゆきます。

私は、顔回りはシャンプーしません。全身をシャンプーしたら、首回りなど体の上部から、ぬるま湯を少しずつかけつつ、洗剤を洗い流します。

その後、シャワーで洗剤の残りがないようにきれいに洗浄してください。

用意したタオルにくるんで、濡れた毛を拭き、水分があらかた取れたら、ドライヤーで乾かします。完全に乾かそうとすると猫には時間がかかりすぎるので、おおかた乾いたら、自由放免。後は猫が自分でグルーミングするのに任せます。

トリマーさんが自分の猫をお風呂にいれるこちらの動画、とても参考になると思います。

 

 

シャンプーするに当たってのコツ

  • シャンプー前に猫のツメを切っておくとひっかかれずに済みます
  • 飼い主は、長袖、短パンなどを着用すると怖がる猫にしがみつかれても大丈夫
  • 乾いたタオルを2~3枚すぐそばに用意しておきます。(私は古くなったタオルを猫用にとってあります)
  • 猫があまりにも嫌がるようなら、無理せずあきらめましょう。ペットショップで洗ってもらうこともできます。

 

お薦めシャンプーはどれ?

シャンプーを決行する前に、一番大事なことは、安全なシャンプーを購入することです。猫は自分の全身を舐めて毛繕いする動物です。よって、シャンプーが終わったら「まったくもう、何するのよ!」と言わんばかりにせっせと体を舐め始めます。

つまり、シャンプーを「食べて」いるようなもの!なので、シャンプー選びには、とことんこだわってください。

ネットでサーチすれば、猫が舐めても大丈夫なオーガニックや無香料のシャンプーがたくさん見つかります。

お値段はちょっと張るかもしれませんが、すぐ減る訳ではないし、何より安全第一です。大事な家族の一員である猫ちゃんのための投資、と割り切りましょう!

 

まとめ

  1. 基本的に、猫にシャンプーは不要。必要なのは緊急の場合のみ
  2. 飼い主の希望で、猫の毛のお手入れとして、シャンプーするなら年に1度か2度で十分
  3. シャンプーする時は、猫のペースに合わせて、ゆっくりやさしく
  4. シャンプーする時のコツを忘れずに
  5. 安全なシャンプー選びにこだわりましょう

 

さあ、これで安心して愛猫にシャンプーしてあげられますね。大事なことは、くれぐれも猫に無理強いしないこと。

猫の気持ちになって、優しくコミュニケーションしながら、ゆっくり進めれば、きっと上手にシャンプーできますよ。